ソリューション
全員のエージェントに、1つの記憶
ホームラボのマシンかLAN内のホストでサーバーを1つ動かします。各開発者が自分のエージェントをそこに向ければ、あるセッションでわかったことを、次に尋ねた人がそのまま使えます。
全員が同じ1つのサーバーを使う
単一バイナリに、SQLiteファイルが1つとmarkdownのフォルダが1つ。サイドカーもベクトルデータベースもなく、同期を保つべきものもありません。

1つのセッションが学んだことを、どのエージェントも取り出せる
プロジェクトに書かれたページは、サーバー上の全員が読めます。先週チームメンバーのClaude Codeセッションがはまった落とし穴を、別の人のCodexセッションが見つけます。
次のクエリから見える
チームメンバーのメモは、誰かの次の検索や次のセッションのブリーフィングに現れます。すでに実行中のセッションが中断されることはありません。
エージェントの組み合わせは自由
各自が好きなエージェントを使い続けられます。メモリ呼び出しはどれもセッションのディレクトリからプロジェクトを特定するので、並行するセッションが混ざることはありません。
新しい開発者の初日
キーを受け取り、エージェントをサーバーに向けて、これまでの経緯をプロジェクトに尋ねます。

プロジェクトに尋ねる
「状況を教えて」と言えば最近の作業のダイジェストが返ります。「リトライのロジックについて話したことある?」と聞けば、決定事項のページとその元になったセッションが返ります。
wikiは生きたナレッジベース
コンセプト、決定事項、落とし穴は、作業の進行とともにgit履歴付きのmarkdownで書かれていきます。誰かが更新を覚えておく必要はありません。
手書きのドキュメントを補完する
ページはセッションから組み立てられ、エージェントが取り出しやすい形になっています。手書きのREADMEやアーキテクチャのドキュメントはそのまま残し、理由や行き止まりの記録はwikiに任せてください。
ダイジェストは、サーバーにLLMプロバイダーがあれば文章、なければ構造化データになります。--enable-webを付ければ、同じwikiを読み取り専用のWeb UIで閲覧できます。
知識は共有、バトンは個人のもの
ページはプロジェクトのものです。引き継ぎは、それを残した人のものです。

- 保留中の引き継ぎ(ハンドオフ)は、あなたの次のセッションに渡ります。同じリポジトリでチームメンバーがエージェントを起動しても、それを受け取ったり消費したりすることはありません。
- 作業を引き受ける誰かに向けてバトンを公開したいときは、
shared: trueを渡します。 - 2人が同じページを編集すると、バージョンの連鎖ができます。あとの書き込みが最新になり、先の書き込みにも引き続きアクセスできます。マージは行われず、何も失われません。
- 任意で使えるメンバーごとのスロットに「いま取り組んでいること」を入れられます。これはチームのブリーフィングには含まれません。デフォルトではオフです。
# デフォルトは個人用:受け取るのは自分の次のセッションだけ
「次のセッション用にコンテキストを保存して」
# 意図して公開する:memory_handoff_begin with shared: true
「明日これを引き受ける人が受け取れるように、共有の引き継ぎを保存して」
エージェント同士がプロジェクトをまたいでメッセージを送れる
フロントエンドのリポジトリにいるエージェントが、APIのリポジトリにエンドポイントを必要としているとします。エージェントはそれだけで完結する依頼をそのプロジェクトの受信箱に送り、そこで次に始まったセッションが取り出します。メッセージを受け取れるのは1回だけで、宛先のプロジェクトはすでに存在している必要があり、受信箱に保留できるメッセージは256件までです。使うツールはGitHubのエージェントメッセージングガイドにあります。
アカウント、キー、監査。有料プランなし
チーム向けの機能は、他のすべてと同じMITライセンスのバイナリに入っています。
メンバーごとの名前付きアカウント
コマンド1つでメンバーを追加できます。アカウントを無効にするとアクセスは止まり、その人のページは残ります。
マシンごとのAPIキー
各メンバーは、ノートPCやエージェントごとにラベル付きのキーを複数持てます。キーをローテーションすると、古いキーは即座に拒否されます。
すべての書き込みに作業者を記録
各ページに作成者が記録され、Web UIには編集した人が表示されます。作成者によって読める人が絞られることはありません。
すべての変更を残す監査ログ
書き込みは作成者のIDとともに記録されます。アドミッションWebhookは実行者を確認し、操作を拒否できます。
監査ログを閲覧するための画面やコマンドはまだドキュメント化されていないので、SQLiteファイルのaudit_logテーブルを直接クエリする前提でいてください。ロール、パスワードログイン、キーのローテーションはGitHubのユーザーガイドで説明しています。
1台のサーバーで毎秒約700件の書き込みを処理でき、数百のアクティブなエージェントをまかなえます。測定方法を見る。
チームのセットアップ
インストールページで手順を順に説明しています。サーバーを1台立て、メンバーごとにキーを発行し、各自のエージェントをそのサーバーに向けます。
よくある質問
複数の開発者で1つのai-memoryサーバーを共有できますか?
はい。1つのサーバーがwikiを持ち、全員が自分のエージェントをそこに向けます。ページはサーバー上の全員で共有されます。引き継ぎは、shared: trueで公開しない限り、作成した本人のものです。
チームで使うのに有料プランは必要ですか?
いいえ。メンバーごとのアカウント、APIキー、作業者の記録、監査ログは、オープンソースのバイナリに含まれています。
プロジェクトやページを一部のユーザーだけに制限できますか?
いいえ。アカウントはテナントの境界ではありません。認証されたユーザーは全員、そのサーバー上の全プロジェクトの全ページを見られます。チームごとにサーバーを1つ動かしてください。
1つのサーバーで何人の開発者に対応できますか?
実測した書き込みの上限は、高速なローカルディスクで毎秒約700書き込みです。プロジェクトはこれを、同時にアクティブなエージェント数百に相当すると見ています。この数値はストアを計測したもので、ネットワークディスクでは遅くなります。